真帆の指摘・いろはの提案に伴う七姫の反応が印象的な回『できそこないの姫君たち』28話の感想
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『できそこないの姫君たち』28話の感想について語っていくことに。
おしながき『できそこないの姫君たち』28話の感想最後に
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真帆・いろは・奏の言動に追い詰められていく七姫を見ていると、胸を締め付けられるんですが…
話が進むにつれ、七姫が追い詰められていく…いくつもの出来事が七姫の心にグサグサ刺さっていたと思う。
幸か不幸か奏からのメッセージが七姫にとってとどめの一撃になっていたような。28話時点では、七姫にとって最悪の結末かどうかは分からなかったわけですが。
七姫の葛藤やアキオに対する嫉妬、今の関係性に満足できない想いなどを色濃く表現した話に仕上がっていたのではないだろうか。
真帆は七姫にどれだけ変わったとしても、過去は無かったことにはならないことを示した重要な存在だったと私は解釈している。
真帆は七姫に過去の出来事を振り返り、悔いるきっかけを作った。奏の眉毛を七姫が指摘したこと・七姫が美樹を突き放したこと。結果がどうであれ、七姫は他者を傷つけたことには変わりない。七姫の行動を許せる者もいれば、許せない者もいる。真帆の場合は後者に当たる。なぜなら、真帆にとって美樹はかけがえのない存在だから。
美樹を裏切った七姫を許せないといった想いが真帆の言葉から滲み出ていた。
本当に清算できていると自信を持って言えるのかという真帆の指摘は特に…