他者から見た奏・奏から見た七姫『できそこないの姫君たち』25話の感想・推しポイント
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推しポイント自らのエゴに葛藤する奏他者から見た奏の姿
おしながき『できそこないの姫君たち』25話の感想最後に
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『できそこないの姫君たち』25話は奏の七姫に対する感情が重いなと感じさせる話だった。
奏にとって七姫は1番のお姫様。奏は七姫が泉と恋人同士になることを望んでいたのでしょう。
七姫による予想外の選択に対し、奏が困惑する姿が印象的。また、自らのエゴに葛藤する奏に胸を締め付けられる。奏と似たような感情を抱く方は想像以上に多い気がする。奏は自らの理想ないしエゴを七姫と押し付けていると言えば良いのか。
アイドル・声優・Vtuber・バンド・漫画家・小説家などの応援をする際に気を付けなければならないものだと私は思う。
「七姫は1番のお姫様であり続けてほしいという想い」と「友達に自らのエゴを押し付けてはいけないという想い」の間に奏は立たされていたのかなと。理想やエゴを押し付ける行為は時に大きな対立などを生む。少なくとも、七姫は奏の人形ではない。
人間は自分の思い通りにはならないということを奏は痛感したのだと思う。憧れは理解から最も遠い感情と言えば良いのか。『BLEACH』の藍染惣右介の言わんとしてることは分からなくもない。強い理想や憧れは時に人を盲目にさせる。
七姫に対して強い想いを抱いていた奏は他者から見ると、怖かったことに…