ふたりぼっち『ぜんぶ壊して地獄で愛して』3巻の感想
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『ぜんぶ壊して地獄で愛して』3巻を購入したので、感想を語っていくことに。
おしながき『ぜんぶ壊して地獄で愛して』3巻最後に
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『ぜんこわ』3巻を読んでいて、直井がとても可愛いなと感じた。
ハンバーガーショップで来未がポテトを食べるシーンの時に見せた直井の表情。あれ、とっても可愛くないですか?
来未の思いもよらない言葉に直井が笑いを堪えられなかった時の表情。直井の素の部分を垣間見た気がして。個人的に好きなシーンなんですよね。多くの方は来未と直井がホテルの鏡を粉砕するシーンや来未が直井に2人暮らしを提案するシーンを1番に推すのかなと感じた。
直井の優しい一面・正義感溢れる一面・楽しそうな一面・面倒見の良い一面などを垣間見ることができる1冊に仕上がっていたと思う。直井のバックボーンについて掘り下げられていた。
そして、忘れちゃいけないのが1人ぼっちを嫌う寂しがりな一面。
直井は孤独を誰より嫌う優しい女の子かつ作中屈指の常識人ではないだろうか。
常識人と言っても、直井が来未に対して行った行為は許されるものではないと思うけど…
直井が1人ぼっちを嫌がっているのは眠っている来未に対し、来未から離れられなくなっていることを吐露したシーンからも察することができる。来未も1人ぼっちだと言った時の直井の言葉に重みがあった。来未と一緒にいられる嬉…