【感想】『溺れて、愛毒』の解体新書

『溺れて、愛毒』の感想を紹介します。 もくじ 『溺れて、愛毒』の基本情報 『溺れて、愛毒』の内容・見どころ 『溺れて、愛毒』の感想 最後に 『溺れて、愛毒』の基本情報 【基本情報】作者:まこもとたる掲載:コミック百合姫2025年4月号出版社:一迅社発売日:2025年2月18日ISBN:4910137390454判型:B5 【補足】作者のまこもとたる先生は第30回百合姫コミック大賞において、瑠璃賞を受賞。受賞した作品はメイドカフェを題材とした百合漫画。 百合姫コミック大賞は『今日はカノジョがいないから』の岩見樹代子先生・『僕らのアイは気持ち悪い』の雨水汐先生などを輩出している。 『溺れて、愛毒』の内容 【内容】会社員として真面目に働く高瀬たかせが女子高生の蜂宮はちみやの愛に溺れていく話。 会社でストレスを溜める高瀬。そんな高瀬の前に蜂宮が現れた。高瀬は蜂宮に甘やかされ、まんざらでもない表情に。 蜂宮の優しさは高瀬の運命を狂わせていく。 【見どころ】真面目な高瀬が蜂宮にハマる姿甘い言葉で高瀬に語りかける蜂宮ラストに描かれた蜂宮の不敵な笑み 『溺れて、愛毒』の感想 【大まかな感想】蜂宮に溺れる高瀬にゾクゾクする。普段は真面目でお堅い高瀬が蜂宮によって心も体もほぐされ、可愛くなっていく姿が魅力的だと思う。 蜂宮と甘い時間を過ごした高瀬が普段から接し続けている刺激じゃ満足できず、蜂宮の愛毒に飢えている姿は最高に可愛い。 満たされるも満たされないも蜂宮次第。高瀬の日…

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【感想】『私の推しは悪役令嬢。』50話の解体新書

➡Click here for English edition 『私の推しは悪役令嬢。』50話の感想を紹介します。 もくじ 『私の推しは悪役令嬢。』50話の基本情報 『私の推しは悪役令嬢。』50話の内容・見どころ 『私の推しは悪役令嬢。』50話の感想 最後に 『私の推しは悪役令嬢。』50話の基本情報【49話のおさらい】白日の下に晒されたサーラスの悪行。陰で暗躍していたリリィが牙を剥く。 【50話の基本情報】原作:いのり。漫画:青乃下キャラクター原案:花ヶ田サブタイトル:急転直下掲載:コミック百合姫2025年4月号出版社:一迅社発売日:2025年2月18日ISBN:4910137390454判型:B5 『私の推しは悪役令嬢。』50話の内容 【50話の内容】玉座の前で繰り広げられるセインとリリィによる命がけの兄妹戦争。別の場所では、バウアー王国を襲う最大の危機が。 果たして、レイはこの危機を打破できるのか。 【50話の見どころ】セインとリリィの兄妹戦争八面六臂のレレアバウアー王国を襲う大災害 『私の推しは悪役令嬢。』50話の感想 【大まかな感想】青乃下先生の思うカッコいいキャラクターを感じることができた。カッコよさを追求していると感じた部分は以下の通り。 セインとリリィの格闘戦レイとクレアの魔法攻撃セインに加勢するレレア最大の危機に立ち向かうロッド 各キャラクターのカッコよさが引き出されている。カッコよさを支えているのが青乃下先生の技だ。 セインとリリィのやり取り…

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【感想】『ささやくように恋を唄う』55話の解体新書

『ささやくように恋を唄う』55話の感想を紹介します。 もくじ 『ささやくように恋を唄う』55話の基本情報 『ささやくように恋を唄う』55話の内容・見どころ 『ささやくように恋を唄う』55話の感想 最後に 『ささやくように恋を唄う』55話の基本情報【54話のおさらい】亜季あきと志帆しほに捕まったひまりと依より。亜季は志帆と結ばれたことを告白。ひまりは晴れやかな表情を浮かべ、亜季達と別れた。 【55話の基本情報】作者:竹嶋えくサブタイトル:Wデートと、打ち明けと。掲載:コミック百合姫2025年4月号出版社:一迅社発売日:2025年2月18日ISBN:4910137390454判型:B5 単行本のISBM・ASIN 【ささやくように恋を唄う】1巻:97847580795012巻:97847580207493巻:97847580213574巻:97847580220195巻:97847580229416巻:97847580239797巻:97847580249148巻:97847580257829巻:978475802694910巻:9784758027427【祭りの終わり、その後に。】ASIN:B0CXX2R8FK【あの日の私、これからの私達。】ASIN:B0DB1473ZD 【君に好きっていわせたい】ISBM:9784758078382【晴れの国のあっぱれ団】ASIN:B06ZXRQ71X 『ささやくように恋を唄う』55話の内容 【55話の内容】ミキ・彩花あやかが百々花…

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【感想】『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の解体新書

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の感想を紹介します。 もくじ 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の基本情報 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の内容・見どころ 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の感想 最後に 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の基本情報【18話のおさらい】自らを慰めていた来未くるみを目にした心こころ。心は来未に愛し合おうと提案する。心の愛撫に来未は満足できずにいた。そんな来未達の前に直井と工藤の姿が。 【19話の基本情報】作者:くわばらたもつサブタイトル:レンチキュラー掲載:コミック百合姫2025年4月号出版社:一迅社発売日:2025年2月18日ISBN:4910137390454判型:B5 単行本のISBM 1巻:97847580259042巻:97847580269323巻:9784758027779 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の内容 【19話の内容】心が来未のことを知りたいと感じる話。 直井と心を仲裁するも、倒される来未。困惑する心は現実から逃避した。心に寄り添う明音あかねと工藤。 来未のことを知るため、心は1つの選択をした。 【19話の見どころ】心に優しく寄り添う工藤来未のお世話をする優しい直井心の葛藤・生い立ちを掘り下げた話 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の感想 【大まかな感想】やっぱ、来未と直井だなー!来未の隣は直井しか!!!なんですよ。心の席、ねぇから。まだ、大好きな来未にしがみつくのか。来未のことを傷つけるだけなの…

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【感想】『今日はカノジョがいないから』30話の解体新書

『今日はカノジョがいないから』30話の感想を紹介します。 もくじ 『今日はカノジョがいないから』30話の基本情報 『今日はカノジョがいないから』30話の内容・見どころ 『今日はカノジョがいないから』30話の感想 最後に 『今日はカノジョがいないから』30話の基本情報【29話のおさらい】体育祭の時にお揃いのピアスを捨てたと嘘をつくゆに。そんなゆにに対し、お仕置きする風羽子ふうこ。風羽子の甘い毒により、心も体も毒されるゆに。 結果、ゆには七瀬のお姫様だっこに満足できなくなっていた。 【30話の基本情報】作者:岩見樹代子いわみきよこサブタイトル:風意ふうい掲載:コミック百合姫2025年4月号出版社:一迅社発売日:2025年2月18日ISBN:4910137390454判型:B5 単行本のISBM・ASIN 【今日はカノジョがいないから】1巻:97847580233992巻:97847580245013巻:97847580249904巻:97847580261615巻:9784758027304 【ルミナス=ブルー】1巻:97847580792112巻:9784758079860【透明な薄い水色に】ISBM:978-4758077729 『今日はカノジョがいないから』30話の内容 【30話の内容】体育祭の打ち上げの表と裏を描いた話。 七瀬の熱に満足できず、打ち上げを抜け出すゆに。風羽子を探すゆにに信じがたい光景が待っていた。 【30話の見どころ】風羽子に触れたいと思う…

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【感想】『キミが吠えるための歌を、』7話の解体新書

『キミが吠えるための歌を、』7話の感想を紹介します。 もくじ 『キミが吠えるための歌を、』7話の基本情報 『キミが吠えるための歌を、』7話の内容・見どころ 『キミが吠えるための歌を、』7話の感想 『キミが吠えるための歌を、』のトピックス 最後に おまけ 『キミが吠えるための歌を、』7話の基本情報【6話のおさらい】姫宮ひめみやヒビキが毎月1回の頻度で開催している歌凸うたとつ待ちの企画に参加することを決意した晴はると優雨ゆう。選別を突破するために晴と優雨はカラオケボックスで練習することに。 歌いたい曲を歌えないこと・美雪の重圧が晴を苦しめ、本来の力を発揮できずにいた。期待に応えられていないと感じた晴は独り涙する。 【7話の基本情報】作者:樫風かしかぜサブタイトル:本音掲載:コミック百合姫2025年4月号出版社:一迅社発売日:2025年2月18日ISBN:4910137390454判型:B5 単行本のISBM 【キミが吠えるための歌を、】1巻:9784758028165【ロンリーガールに逆らえない】1巻:97847580211042巻:97847580217153巻:97847580223924巻:97847580230855巻:97847580241056巻:9784758026994特装版小冊子:B0BPWY5PGS【ロンリーガールに花束を】ISBM:9784758028172*特装版小冊子は電子で楽しめます。 『キミが吠えるための歌を、』7話の内容 【7話の…

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不破絢の過去にフィーチャーした『ありおと』8巻の感想

『女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話』8巻の感想を紹介します。 もくじ 『ありおと』8巻の基本情報 『ありおと』8巻の内容 『ありおと』8巻の感想 『ありおと』8巻の特典 作者のコメントについて 最後に 『ありおと』8巻の基本情報 【7巻のおさらい】修学旅行で沖縄を訪れた鞠佳まりかと絢あや。さまざまなイベント・波乱の展開を通し、2人にとって生涯忘れることのないイベントとなった。 修学旅行後、絢は鞠佳と一緒に住むことを宣言。それを聞いた鞠佳は驚きを隠せずにいられなかった。 【基本情報】著者:みかみてれんイラスト:緜出版社:SBクリエイティブ文庫:GA文庫発売日:2025年2月15日ISBN:9784815625498判型:1.18 x 10.5 x 15 cm 『ありおと』8巻の内容 【8巻の内容】鞠佳と絢の最後の文化祭・絢の過去について掘り下げた話。 【見どころ】ベッド上における鞠佳と絢の甘々なやり取り布1枚の壁越しで繰り広げられる絢のメイド送り過去を乗り越えるため、母親の梓と向き合う絢 『ありおと』8巻の感想 【大まかな感想】次巻でひと区切り… な…なん…だ…と… 鞠佳と絢の甘々なやり取りにゾクゾクするゥ…絢の過去に「マ…マッ…マジか…」と感じた後に強力なハンマーで殴打されたような感じになった。 鞠佳と絢の高校生活に終わりが近づいているのは分かっていたけど、まさかのまさかですか。 終始ドキドキさせられた。…

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冬葵達の暑すぎる夏を描いた『この恋を星には願わない』3巻の感想

『この恋を星には願わない』3巻の感想を紹介します。 もくじ 『この恋を星には願わない』3巻の基本情報 『この恋を星には願わない』3巻の内容・見どころ 『この恋を星には願わない』3巻の感想 最後に 『この恋を星には願わない』3巻の基本情報 【2巻までのあらすじ】誕生日を迎えた瑛莉えりに誕生日プレゼントを届けに来た冬葵ふゆき。冬葵が瑛莉の部屋で目にした光景は最も見たくないものだった… 傷心の冬葵は黒川に心の傷痕を癒してもらうことに。冬葵が来ていたことを知った瑛莉は激しく後悔する。すれ違いが加速する中、暑い夏休みが幕を開ける。 【基本情報】作者:紫のあ出版社:KADOKAWA発売日:2024年8月9日ISBN:9784049158717判型:B6 『この恋を星には願わない』3巻の内容『この恋を星には願わない』3巻の内容話数内容見どころ11話瑛莉が冬葵に誕生日の件で謝る話。スキンシップを図る瑛莉を冬葵が拒否するシーン。12話映像研究部の合宿初日。瑛莉と京の出会い。 黒川の名前が妃咲きさきと判明。13話冬葵達の映画撮影が開始した話。瑛莉に見せつけるかのように妃咲が冬葵にキスを交わそうとするシーン。14話冬葵を巡り、瑛莉と妃咲が衝突する話。瑛莉と妃咲の衝突。 瑛莉と京の衝突。15話映像研究部の合宿最終日。冬葵による渾身の台本と台本に則って演技する瑛莉。 冬葵の苗字が香坂こうさかと判明。 『この恋を星には願わない』3巻の感想 【大まかな感想】まずは裏表紙を見てください。…

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不器用過ぎる冬葵と瑛莉の葛藤が印象的な『この恋を星には願わない』2巻の感想

『この恋を星には願わない』2巻の感想を紹介します。 もくじ 『この恋を星には願わない』2巻の基本情報 『この恋を星には願わない』2巻の内容・見どころ 『この恋を星には願わない』2巻の感想 最後に 『この恋を星には願わない』2巻の基本情報 【1巻までのあらすじ】幼い頃からいつも一緒に過ごし続けてきた京と付き合うことになった瑛莉えり。それに対し、冬葵ふゆきも瑛莉の一番の親友であり続けるため、高校時代の先輩・黒川と付き合うことに。 瑛莉に対する想いを募らせる冬葵。冬葵と黒川が付き合っていることに納得していない瑛莉。2人の想いがすれ違い、周囲を巻き込んでいく。それぞれの想いが絡み合い、ぶつかり合っていく… 【基本情報】作者:紫のあ出版社:KADOKAWA発売日:2024年1月15日ISBN:9784049154924判型:B6 『この恋を星には願わない』2巻の内容『この恋を星には願わない』2巻の内容話数内容見どころ6話瑛莉と京のカフェデート。瑛莉と京がカラオケボックスで冬葵と黒川に出会うシーン。 黒川に対し、苛立ちを感じる瑛莉。7話冬葵達のカラオケ大会。瑛莉と黒川の静かな対立。 冬葵に恋する乙女の表情を見せる瑛莉。8話瑛莉の誕生日。瑛莉と京のやり取りをドアの隙間から覗く冬葵。9話黒川が傷心の冬葵を慰める話。瑛莉にしたいことを黒川に行う冬葵。 黒川の優しさに甘える冬葵。10話冬葵が黒川に対し、自分はどうなりたいかについて告白する話。黒川にどれだけ甘えても、どれだけ優しく…

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交錯する4つの「好き」を描いた百合漫画!『この恋を星には願わない』1巻の感想

『この恋を星には願わない』1巻の感想を紹介します。 もくじ 『この恋を星には願わない』1巻の基本情報 『この恋を星には願わない』1巻の内容 『この恋を星には願わない』1巻の感想 最後に 『この恋を星には願わない』1巻の基本情報 【『この恋を星には願わない』とは】主人公の冬葵ふゆきは幼い頃からずっと一緒に過ごしてきた瑛莉えりに対し、友達以上の感情を抱いてしまう。瑛莉もまた、京と付き合っているにもかかわらず、冬葵の一番でありたいという想いを募らせていく。 幾重にも絡みつく恋心。友達としての関係じゃ我慢できない2人の女性が歩んだ物語が今、幕を開ける!! 【基本情報】作者:紫のあ出版社:KADOKAWA発売日:2023年6月15日ISBN:9784049149746判型:B6 『この恋を星には願わない』1巻の内容『この恋を星には願わない』1巻の内容話数内容見どころ1話瑛莉と京が付き合うことを知った冬葵がショックを受ける話。 冒頭から冬葵達の思い出を振り返ることが提示されている。冬葵が瑛莉とずっとそばにいるために冬葵が瑛莉と京の恋が終わることを願う姿。 瑛莉と京が付き合うことを知った冬葵の涙するシーン。2話今まで通りであろうとする冬葵に訪れた予想外の再会を描いた話。瑛莉に対する想いを募らせた冬葵がレンタルビデオ店で瑛莉を自分の懐に引き寄せるシーン。3話過去に冬葵と黒川の間で一体何があったかについて描いた話。瑛莉の恋愛遍歴に対し、ドス黒い感情を沸き立たせる冬葵。 黒川に対して…

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