【感想・考察】『うちの師匠はしっぽがない』11巻で描かれていた受け継がれていく魂とまめだの愛され具合について
▼うちの師匠はしっぽがない(11) (アフタヌーンKC)
ダァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
TNSK先生、あなたはズルい!ズル過ぎるよ!!
どれだけ私を泣かせたら気が済むんだ!?
最後の最後に全てを持っていかれたじゃないか…
だけど、そんな『うちの師匠はしっぽがない』とTNSK先生が私は好きだ。
『うちの師匠はしっぽがない』11巻で特に大事だなと感じたシーンないし印象に残ったシーンは文狐師匠が大黒亭文鳥の名を継いだ場面。
文狐師匠のまめだと文鳥師匠に対する想いが語られていて、読み手の涙を誘う。文狐師匠のまめだを想う気持ちにウルッときた。TNSK先生は上方落語を通して読み手の心に訴えかけるのが本当に凄い。
長年愛され続けた名前はオリンピックの金メダルのような重さがあるのだろう。先人がいくつもの活躍をし続けただけでなく、多くの人に愛されていると考えたら、長年愛され続けた名前に重みが増す。
長年愛され続けた名前とそこに込められた想いを丸ごと受け継ぐ文狐師匠がカッコ良過ぎる……………
しかも、大黒亭文鳥の名をまめだにいつかはバトンタッチすると宣言するシーンを描くことでさらに涙を誘う。
文狐師匠の想いを知ったまめだは泣くに決まってるやろ!こんなん!!!
『うちの師匠はしっぽがない』11巻の軸になっているもの…