【感想】『わたなれ』(アニメ)8話~栄冠は紗月さんの手に~

『わたなれ』(アニメ)8話の感想を紹介することに。


もくじ

『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』8話(アニメ)の基本情報・内容

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タイトル『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』8話 (アニメ)
サブタイトル完全勝利するなんて、ムリムリ!
放送日2025年8月26日
原作みかみてれん(@teren_mikami)
漫画むっしゅ(@omu001)
キャラクター原案竹嶋えく(@takeshimaxfj)
出版社集英社
脚本荒川稔久
絵コンテ坂田純一
演出洪 佩妮
総作画監督時乃キノ
アニメーション制作studio MOTHER

あらすじ

仲直りをかけたれな子・真唯・紗月さんによる三すくみの戦い。FPSゲームの経験が豊富なれな子・持ち前の才能を駆使する真唯に苦戦する紗月さん。果たして、戦いの行方やいかに…


『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』8話(アニメ)の感想

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真唯と全力でぶつかった紗月さん

真唯と全力でぶつかる紗月さんがカッコよくて、面白くて、最高に可愛い。


テストで真唯に初めて勝った紗月さんの笑顔を見ました???最高に可愛くなかったですか??可愛すぎて、ハートのド真ん中を撃ち抜かれた…ラストの作画に気合が入っていたと思うんだ。


見せ場はしっかり見せる。それが作画にも表れていたのが良いな。


真唯と本気でぶつかり合い、自分の想いを真唯に伝える紗月さんは、活き活きとしていた。油断させておいて、仕留めた時の紗月さんの表情がおもろすぎる!れな子とのファーストキスの写真を見せた後の紗月さんもおもろかったけど。本当に、紗月さんはおもしれー女の子なんですよ。


ゲームでは、れな子に負けはしたけど。それでも、すっごく楽しそうだった。


只々、紗月さんがおもしれーだけじゃなく、何事も頑張っていたこと・勝負に対する葛藤なんかも丁寧に表現されていたと思う。全てを賭けた結果、負けることは確かに怖い。れな子が真唯と紗月さんに勝ってしまうと、真唯に勝ったことにならない。


真唯が決して独りにならないため、紗月さんは真唯と対等でいようとする。そのために勉強やゲームで勝とうとする。何て友達思いの心優しく、ブラックな紗月さんなんだ。


真唯と対等でいるためにも、紗月さんは負けるわけにはいかない。


真唯を仕留めた時点でどこか満足してる感じがしたな。試合には負けたけど、勝負には勝った。栄冠は紗月さんに輝く。


後、れな子と紗月さんの三度目のキスが美しすぎた…


紗月さんのサードキスを頂いちゃうなんて、許せねぇな。甘織れな子。


真唯の心にこうかばつぐんだった。三度目のキスは紗月さんからの感謝の気持ちといった部分も強そうだ。真唯に勝つための手札を増やす意味合いもないとは言わないけど。一度目は真唯を追い詰めることと予想外のアクシデント。二度目はれな子のことをどう思っているか確かめるためだ。


一度目と二度目とでは、三度目のキスの意味合いは、全然違うのではないだろうか。


れな子の言いたい放題言うところが嫌いじゃないというのは紗月さんの本心。


紗月さんのおもしろさ・優しさ・かわいさ・努力家なところのすべてが落とし込まれていた。紗月さん好きな方から見れば、満足できる話に仕上がっていたと思う。


紗月さんの優しさ

紗月さんは恋愛に関しては本当にれな子と同レベルだけど、とても優しい女の子。クールで真唯に対して対抗心を燃やしているけど、真唯のことが大切で仕方ないというのがよくわかる。真唯がモデルの仕事をサボり、遊んでいた時に庇っていたし。真唯が独りにならないために対等であり続けようとするところとか。


テストが近く、真唯との大勝負が控えているにもかかわらず、家計を助けるためにアルバイトをしていたし。一歩間違えたら、全てが中途半端になることなんて、紗月さん本人がよくわかっていたんじゃないだろうか。


真唯や母親だけじゃなく、れな子や遥奈に対しても優しかった。


しおらしくする遥奈が可愛い。冷たい視線をれな子に向ける遥奈も可愛いけど。真唯と紗月さんがきっかけで、クインテットがギスギスしていた部分もあったからこそ、遥奈にれな子と仲直りするよう言ったのが心を締め付けられる。


無鉄砲で実力不足だけど、自分の弱さを知っていて、誰よりも優しくひたむきでいるれな子が好きというのは本当なんだろう。


だからこそ、真唯も紫陽花さんも甘織れな子という一人の女の子に惹かれた。そして、紗月さんも嫌いじゃないと思えるように。


紗月さんの心に飛び込んだれな子

紗月さんが恥ずかしくなるくらい、れな子はひたむきになっていた。れな子に負けた後、紗月さんが入ったトイレは紗月さんの心を表していたのかなとか。誰に対しても心を閉ざすと言った感じも。そんな紗月さんの心をこじ開け、飛び込んだのが甘織れな子だ。友達のためにひたむきになれるれな子にしかできなかったと思う。


かつて、真唯に救われたように、今度はれな子が紗月さんを救う。真唯がれな子に与えた影響はとんでもなく大きい。真唯に影響を受けたという共通点がれな子と紗月さんにある。


れな子が紗月さんの言葉を聞いて、自分が勝ったとしても真唯と紗月さんが対等の関係でいられなくなると気付いたことは成長を感じさせる要素な気が。


あんな顔だけの良いオレ様野郎なんかに負けないでよとか散々な言われようだな。真唯。真唯も作中随一のポンコツだけど。完璧超人に見えて、的外れなことを行ってしまう。れな子や紗月さんがいないと、危なっかしい。王塚真唯は自分が思っている以上に大した女じゃないという紗月さんの言葉に同感。


真唯に対しても、ひたむきで正面から飛び込んでいたな。れな子。クインテットができたのは、れな子の力が大きい。れな子に真唯たちがどうして惹かれるのかが物語の中で丁寧に描かれている。


こだわりの詰まったアニメーション

FPSシーンで3DCGが使われていたのに驚いたな。れな子たちがFPSゲームをプレイしているなぁと感じさせる。CGを使うかどうかの取捨選択も、アニメを制作する上で求められる部分なのかもしれない。


美しい花取さん

花取さんが美しかった…紅茶を入れる時の所作も無駄がなかったな。


欠点という名の個性と魅力

れな子も真唯も紗月さんも完璧ではないからこそ、魅力的に映るのではないかと感じている。欠点は時として、その人の個性をより際立たせる場合がある。攻撃力と素早さは高いけど、防御力は低い的な。


紗月さんがれな子を評した際、欠点を並べた後にどこが魅力的なのかを言っていた。欠点が目立つ分、れな子の魅力的な部分もより目立つのかなと感じなくも。


真唯も文武両道でスタイル抜群。何をやらせても卒なくこなすものの、どこか的外れなところが。れな子のことになると、ポンコツになるところはクスッとさせる。完璧超人化と思いきや、ポンコツなところがあることでより魅力的に映る。格闘ゲームにしろ、FPSゲームにしろ、対策してきたことを考えたら、天才というより秀才の方がよく似合う。


紗月さんも秀才肌の人間だ。そして、おもしれーところがたくさんある。フードコートで、紙コップに入った水道水を片手に今後の作戦をれな子に話していた時の紗月さんは面白かった。しかも、恋愛について素人同然だし。れな子の深みに自分からズブズブとハマっていたような…


紫陽花さんもれな子に自分の気持ちを中々上手く伝えることができていなかった。香穂ちゃんもプロフィールで人に合わせてキャラを切り替えるとあったけど、本来のキャラクターを中々見せられないというのは欠点の一つな気が。


光る部分と欠点のグラデーションがあるからこそ、各キャラクターの個性を感じることができる。


最後に

紗月さんが真唯と全力でぶつかり合い、対等な関係になった様子を描いた『わたなれ』のアニメ8話。


真唯と対等になり、勝負にも勝った紗月さんは満足そうだった。れな子はひたむきに接したことで、紗月さんとも友達になれたし。紗月さんのれな子に対する評価は、的を得ている。


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ちなみに、8月25日に発売した『わたなれ』短編集でれな子たちの新たな勝負が見られる。注意したい点は、原作4巻以降の内容が含まれていること。気になると感じた方は、原作7巻まで読み進めることをおすすめする。人によっては、アニメだけ見るといった方もいるかもしれない。


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7月に発売されたSS集では、アニメ5~8話の内容を補完する内容が収録されている。原作2巻・コミカライズ版3~4巻の内容といえば良いか。アニメを見て、先の内容が気になると感じた際は原作やコミカライズ版をどんどん読み進めるのもありだと思うわけで。


9話以降、どんなクオリティになるのか。


参考資料

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・『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』2巻

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・『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』4巻(ヤングジャンプコミックス)

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