【感想】『晴れた日のドレスコード』1話~自分の好きを着られるようになるまでの物語~

『晴れた日のドレスコード』1話の感想を紹介することに。


もくじ

『晴れた日のドレスコード』1話の基本情報・内容

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タイトル『晴れた日のドレスコード』1話
作者あげはる(@ageharuuu)
掲載誌コミック百合姫2025年11月号
出版社一迅社
編集部のTwitterアカウント@yh_magazine
発売日2025年9月18日
ISBN4910137391154
サイズB5

あらすじ

高校デビューした米井夏希よねいなつき。入学式にスラックスを履いた近江美羽おうみみうと出会う。美羽の左足には、アザが膝上まであることを知った夏希。スカートが好きなのにも関わらず、美羽がスカートを履かないことを知った夏希は、スカートよりもズボンが好きなことを吐露する。


好みが正反対な2人の少女による少しビターな青春の1ページが幕を開ける。



物語の核
  • 美羽の結婚式に出席する夏希の思い出
  • 性別関係なくスラックスとスカートを選べる学校が増えた世界
  • 夏希と美羽が好きな服を着られるようになった理由

テーマは「制服」「一番着たい服」。夏希と美羽が一番着たい服を着られるようになるまでの過程を追っていく。


『晴れた日のドレスコード』1話の感想

「制服」「一番着たい服」という題材を活かしたストーリー展開で、夏希と美羽が一体どのようにして一番着たい服を着られるようになったかを追っていきたいなと感じた。少しビターという紹介に加え、夏希が美羽の結婚を祝福する様子から察するに、夏希と美羽が結ばれないのかなと思ったりも…


話の構成は、ゆあま先生の『君と綴るうたかた』みたいだなと。


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主人公が過去の出来事を懐かしみ、今に至るまで何があったかを振り返っていくスタイル。冒頭に興味を引くシーンを持ってきて、一体何があったんだろう?と読み手の興味を引く。物語を追う動機づけになる。


オーダーメイドのズボンを履き、晴れやかな表情を浮かべる夏希とウェディングドレス姿の美羽の2人が冒頭に登場することで、夏希が美羽と過ごした日々を振り返っていくのがすぐ分かる。ウェディングドレス姿の美羽が美しい…


夏希がワンピースを試着した美羽を見て、テンション上がるシーンが特に印象的だった。ワンピースを着た美羽がどんな姿なのかよく見たい…って想いが強く。夏希にベタ褒めされた美羽が良い顔をしていたんですよ…これが。着たい服を着れただけではなく、大好きな人に褒められたのが相当嬉しかったのかな。


好みが異なる2人が偶然出会い、少しずつ変化していくところは『晴れた日のドレスコード』の見どころ。


誰もしないことをしないのが無難・興味があっても目立つことをしない方が良いという考えが夏希と美羽にブレーキをかける。


着たい服といえば、『ラブライブ!』のアニメ2期で、星空凛ほしぞらりんが頭に浮かぶ。その容姿から、幼少期にスカート履いていたことをからかわれていた凛。本当はかわいらしい服に憧れているにも関わらず、かわいらしい服に躊躇してしまう姿は心を締め付けられる。


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『晴れた日のドレスコード』は『ラブライブ!』の凛がかわいらしい服を進んで着られるようになる部分をより濃く描いた百合漫画といえば良いだろうか。


本音で正面から向き合い、相手を否定しない夏希と美羽のやり取りをずっと見ていたいな。ロングスカートが欲しいと言った美羽を見た時の夏希の何か企んでいる表情も個人的に好き。


最後に

『晴れた日のドレスコード』は「制服」「一番着たい服」「本当に好きなもの」といった題材を上手く活かし、夢中になれる物語に昇華させていると思う。夏希と美羽はどのようにして、着たい服を着られるようになったのか。2人の学生生活のなかで、一体どのようなことが起こったかなど、見どころがいくつもある。


気になる方は物語を追ってみてください。


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