【感想】『わたなれ』8巻~世紀末のジュリエットを巡る甘織れな子と琴紗月の戦いの序曲~

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『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』8巻の感想を紹介することに。


もくじ

『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』8巻の基本情報・内容

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タイトルわたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)8巻
著者みかみてれん(@teren_mikami)
挿絵竹嶋えく(@takeshimaxfj)
出版社集英社
文庫レーベルダッシュエックス文庫
発売日2025年9月25日
ISBN978-4-08-631617-0
サイズA6

あらすじ

真唯と紗月さんの婚約発表に驚きを隠せないれな子と紫陽花さん。真唯と婚約することになった紗月さんの言動に違和感が…真唯との婚約を破棄されたリュシーは、自暴自棄になり、真唯と紗月さんに感情を爆発させる。


真唯を巡り、さまざまな思惑が交錯する!果たして、れな子は真唯・紫陽花と一緒にい続けられるのか。紗月さんの思惑とは。恋を巡り、れな子と紗月さんの戦いの火蓋が切って落とされた!!


物語の核
  • さらに結束を深めるれな子・真唯・紫陽花さん
  • 恋に否定的な紗月さんの思惑
  • 真唯と紗月さんに対して感情を爆発させるリュシー

『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』8巻の感想

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恋に恋する紗月さん

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おのれぇぇ!!!琴紗月ぃ!!!!!


誰にも恋しないだぁ???恋なんてくだらないだぁ???恋が人生の無駄だぁ???恋なんて奪うだけだぁ???恋なんて死ねばいいだぁ???


ふざけんじゃねぇ!!!


絶対、真唯に恋してんじゃねぇか!!香穂ちゃんの言うとおり、完全に恋に恋する女子高生じゃねぇか!!


おめぇがれな子や紫陽花さんから恋を奪ってんだよ!?それでよく恋なんて奪うだけとかのたまってんなぁ?アァ!!


紗月さんが恋なんてくだらないとか言っておきながら、真唯を自分のものにしようとしてるじゃないか!れな子に真唯の心を射止められて、本当はくやしいんだろ?


れな子とリュシーちゃんが表紙を飾っているけど、『わたなれ』8巻は琴紗月の物語だった。もっといえば、真唯を巡るれな子と紗月さんの物語。恋をしないと心に誓った紗月さんは、王塚真唯に恋し、甘織れな子に心を動かされた。


恋に傷ついた母親を見続けてきた紗月さん。自分は母親のようにならないと心に誓っても、人に優しくされると好きになってしまう乙女だった。これは完全に血だな。血。勉強して立派な学校に入って、立派な会社に入って幸せになろうとしているものの、立派な相手と幸せな結婚をすることに懐疑的なのを察することができる。


真唯に優しくされ、紫陽花さんに優しくされ、香穂ちゃんに優しくされ、れな子に優しくされ、人を好きになった紗月さん。誰とも恋をしないという誓いが揺らぎ、恋に恋をしてしまうように。恋を夢見てるのは、紗月さんじゃねぇか!と言いたくなる。


真唯はもちろん、れな子にも恋をしてるんじゃ?れな子から発せられた心の叫びに大した反論もできなかったし。真唯と解り合う機会を作っただけではなく、紗月さんのファーストキスと紗月さんの生き別れの双子を奪ったれな子。れな子とお風呂に入ったり、一緒に寝たりしていくなかで、れな子を意識していくように。


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真唯に勝つことだけではなく、真唯はどうしてれな子に惹かれたのかを知っていくためにれな子と一時的に恋人関係を結んだんじゃないかなと。絶対に恋なんてしないと思いつつも、れな子によって恥ずかしいという感情が芽生え、れな子の行動に困惑しつつも、自然と惹かれていったように見えなくも。


真唯や恋を巡って、れな子と戦争を勃発させることになったものの、れな子を何度助けたことか…真唯が結婚相手を探すという暴挙に出た時・れな子が道に迷った時・紫陽花さんの家出騒動の時と挙げ出すとキリがない。口では、いろいろ言っているけど、れな子のことが好きなのでは?と言いたくなってしまう。


本当は恋がくだらないものなんかじゃなく、素晴らしいものなんだということをれな子に証明してほしいのかなと。真唯と紫陽花さんと恋人になるという逸脱した道を自ら選び、進もうとしているれな子に。四股も二股も同じようなものだというのは、激しく同意だ。二股してるだけとか自信満々によく言えたな。甘織れな子。


大人の力を利用しないと、真唯と一緒にいられない紗月さんを見ていると、本当に幸せなのかという疑問が。れな子と紫陽花さんと一緒にいられるようにすると言って、自分と婚約してルネや世間を騙そうと提案する紗月さんはカッコ悪く映る。ルネを騙すという点に、紫陽花さんは紗月さんが感じ悪いと思うわけで。自分の力で真唯を振り向かせることができなかった自分自身をカッコ悪く感じるからこそ、紗月さんは真唯と一線を超えることができない。


読めば読む程、紗月さんは恋に恋し、恋に悩める乙女なんだなと実感する。恋が素晴らしいものだとれな子たちに証明させるために無茶をしやがる…紗月さんの今までの活躍を振り返ると、真唯に選ばれなかった甘織れな子といった印象を受ける。人に優しくされると好きになるところとか、なんだかんだ言いながらも誰かの手を差し伸べるところとか。


紗月さんが紫陽花さんのこと嫌いと言ったのも、れな子や真唯と一緒にいられる道を進んでいるから。自分にはできなかったことを紫陽花さんもやってのけた。れな子や真唯と同様に。他者をよく見ることができる紫陽花さんに全てを見抜かれるのが怖かったのもあるのだろう。紫陽花さんの言葉が紗月さんの心にグサグサ刺さっていた。


予想外の事態に弱いところは、相変わらず。れな子が紗月さんの家に泊まった時の出来事を見ると、それを実感できるのではないだろうか。今回の場合、紫陽花さんが紗月さんに話しに来た時やリュシーちゃんがクイーンローズに乗り込んだ時だ。基本的に自分の思惑通りに話を進めようとするけど、それに異を唱える存在が現れると紗月さんの足元が揺らぐ。


れな子や真唯、紫陽花さんを見ていると、紗月さんは恋に恋し、自分が変わっていくことを恐れているのかもしれない。恋を実らせるため、れな子・真唯・紫陽花さんは行動に移している。リュシーちゃんもやりたいことを実現させるために模索しているところ。一歩踏み出せるか・出せないか。その違いはかなり大きい。


恋をして傷つくかもしれないという恐れが紗月さんにブレーキをかけ続けた。選ばないことを選ばないという選択ができなかった。れな子も真唯も紫陽花さんも選ばないことを選ばないという選択ができた。多分、リュシーちゃんも選ばないことを選ばない選択を取れるのでは…


時が経てば、真唯と別れるとかできもしないことを…紗月さんが自分1人だけになるなんて選択をれな子・真唯・紫陽花さんがさせるわけない。自分の思い通りになると思ったら大間違いだ!!


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何事も全力で頑張るれな子・完全無欠なスパダリの真唯・誰とでも分け隔てなく接する大天使の紫陽花さんに出会ったのが運の月。紗月さんに選ばないことを選ばせないから。多分、地の果てまで追いかけると思う。


可愛い女の子である紗月さんが、恋に恋をするのは大いに素晴らしいことだ。4人一緒になれるかどうか分からないけど、れな子ならできる気がする。二股とか四股とかそんな次元じゃない。事実上、七股してるようなものだ。その相手は真唯・紗月さん・紫陽花さん・香穂ちゃん・遥奈・耀子ちゃん・リュシーちゃんの7人。7人とも、れな子によって、運命を大きく変えられた。全員、れな子とお風呂に入っているし。こうして見たら、業が深すぎるな。


紗月さんが思いっきり恋ができる日々を送れるようにしてくれ。甘織れな子。紗月さんを変えられるのはれな子しかいない。身の丈を知りながらも、何かを変えるためにひたむきに頑張り続けるれな子。れな子は多くの人から愛される素敵な女の子なのだ。そんなれな子に紗月さんがかき乱されるのも無理はない。無駄な抵抗はやめて、れな子に篭絡されるんだと言いたい。


それにしても、恋敵にファーストキスを奪われたり、生き別れの双子に初めてマーキングされたりと濃密な時間を過ごしたんだな。琴紗月。


『わたなれ』8巻を読む前に比べて、紗月さんをもっと好きになれた気がする。


結束を深めたれな子・真唯・紫陽花さん

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れな子・真唯・紫陽花さんの餃子パーティーは幸せに満ち溢れていたな…


餃子作りってえっちなことって…何考えてるんだよ!!甘織れな子!!!


真唯と紫陽花さんが餃子の皮で、れな子が皮に包まれるタネって…いろいろな作品を見ているけど、餃子作りがえっちなことって概念をれな子に植え付けられたような。餃子の見方が変わるだろ!!どう責任取ってくれるんだよ??


真唯と紫陽花さんに完全に料理されていたな。れな子は。


真唯が紫陽花さんのほっぺにキスは、破壊力抜群過ぎた。やられちまったよ。完全に。まいあじありだわ。あり。れなまいさつあじかほはるようリュシ派なのは揺るぎないけど。それでも、まいあじも悪くない。まいさつもれなあじもれなさつも好きだけど。


みかみてれん先生とえく先生の生み出す物語に思考回路を料理された。


紫陽花さんのささやき声がえっちって何を考えているんだ甘織れな子は???紫陽花さんはただ単にささやくように恋を唄っているだけだろ!!


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紫陽花さんはれな子にとってのサニースポットだろうが!!!


餃子パーティーでのやり取りにおいても、れな子と紗月さんの間に明確な違いが出ていると実感した。やったことのない料理に挑戦するれな子。それに比べて、紗月さんは決して平坦ではない道を歩こうとしない。餃子のタネもチーズやキムチといった具合に、れな子達はいろいろな味を探求していたけど、紗月さんは豚ひき肉・ニラ・ニンニクといった具合に味の冒険をしない気がする。


餃子作りを通して、3人ならどこへでも行けて、何事にも挑戦できることを示したのではないかと、私は解釈している。書いてあることが全てだけど。餃子作りはえっちなことだということを私は学んだ。


餃子は酢コショウで食べないと気が済まない。後、ビールをセットで。


れな子や紫陽花さんと出会っていなかったら、真唯は餃子パーティーなんて絶対やらなかったような。今までやらなかったことに挑戦し、冒険するようになったのは、真唯にとって大きな変化だ。れな子がいると、すべてが変わる。


紫陽花さんも生徒会長を目指そうとしているところを踏まえたら、れな子と出会って大きく変化したと言っても過言ではないような。


紫陰花やみさいさんがSMプレイを好きになったれな子を足蹴にして罵倒する姿、見てみたさはある…


れな子の背中を二度も刺激する紫陽花さん。Sの素質あるよ。これからもっと磨いていけば、あるいは…紫陽花さんに攻められるれな子が私は好き。他の方はどうなのか分からないけど。


大暴走!大爆走!リュシー・ルフェーベル

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フランスからやって来たリュシー・ルフェーベル。偶然出会ったれな子に懐くとても可愛らしい女の子だ。そして、真唯の婚約者でもあった。れな子達によって大きな影響を受けた人間の1人がリュシーちゃんと言っても過言ではない。


大好きな真唯と結婚できるのかと思いきや、まさかの婚約破棄…流石にリュシーちゃんも話が違うわとなる。


リュシーちゃんのパワフルかつ予測不能な行動の数々にれな子も翻弄されていて、面白かった。


口絵の時点で、リュシーちゃんが一体どんな活躍をするのか期待していた方も多かったのではないだろうか。


クイーンローズを爆破しようとれな子に提案する様子を見て、何事!?って思わず言いたくなったわ。捕まる!捕まる!下手したら、長い間、『わたなれ』をご愛読して頂き、まことにありがとうございました!みかみてれん先生と竹嶋えく先生の次回作にこうご期待!ってなるわ。私達の戦いはこれからだ的な。


紗月さんの顔に落書きしたり、紗月さんの前髪を切ったりと昔からやりたい放題だったようだ。紗月さんの前髪を切るとか命知らずにもほどがある…


大人の扉を恐れずに開けていくリュシーちゃんのアグレッシブさにシビれたね。紗月さんだったら、絶対やらない。大人向けの店に妹の名前を使うとかクズ過ぎるだろ。甘織れな子よ。


極めつけはこれ!


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リュシーちゃんとお風呂…だ…と……!!!


一体どういうことだ???甘織れな子!!!


真唯がいるだろ!紫陽花さんがいるだろ!!なのに、リュシーちゃんと仲良くお風呂ってどういうことだ!!


紗月さんの言うとおり、顔の良い女の子という女の子を次々。


れな子に甘えるリュシーちゃんが可愛すぎるし、美しすぎる…えく先生の描く銀髪少女、破壊力が抜群過ぎる…


リュシーちゃんの下着を脱がすばかりかお風呂に入るという流れるようなコンボ。リュシーちゃんの身と心にマーキングを…甘織れな子、許すまじ。


家族がいなくて孤独だったリュシーちゃんの葛藤もお風呂シーンで掘り下げられていたのが印象的。れな子の優しさに心を鷲掴みにされたようだ。誰かのために全力になれるから、リュシーちゃんが惹かれるのも無理はない。


そして、何よりも、リュシーちゃんにれな子のマンゴーが吸われるだと…??


一夜でいろいろなトロフィーを次々と獲得していく甘織れな子。許すまじ。完全に浮気だわ。これ。ふしだらにもほどがある。ルネちゃん!花取さん!れな子は七股してますよぉ!!!四股とか生ぬるい話じゃないですよぉ!


えらい爆弾を投下してきたな。みかみてれん先生、おそろしや。おそろしや。れな子のマンゴーを最初に頂いたのがリュシーちゃんという波乱。魔性の女だよリュシー・ルフェーベル。リュシーちゃんと接していた時のれな子もえっちだけど。真唯と紫陽花さんがいるにも関わらず、何をしてるんだ。真唯と紗月さんの婚約騒動も抱えているし。危機感がないぞ!危機感が!!


リュシーちゃんが本当にやりたいことってなんなんだろうな?個人的に気になった。れな子と真唯と紗月さんとずっと一緒にいるために何かしでかすのだろう。リュシーちゃんの行動は、紫陽花さんや香穂ちゃんにも大きな影響を与えそうだ。れな子や真唯に影響があるということは、紫陽花さんや香穂ちゃんにも影響を与えるわけで。


誰も予測できない行動を平然とやってのける。そんなところもリュシーちゃんの魅力だ。これからも大爆走して、れな子を困らせてくれ。れな子の身と心にマーキングしたりと、リュシーちゃんは油断ならない。耀子ちゃん、仕事しろ!仕事!!コンプライアンスはどこへ行った!!


れな子を気に入る照沢耀子

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リュシーちゃんの面倒をれな子に押し付けた照沢耀子。自暴自棄という名の暴走モードに突入したリュシーちゃんをどうにかできるのは、れな子しかいなかったと思うけど。


仕事の範囲外のことはしない。どこまでもビジネスパーソンだな。耀子ちゃんが一体何ができたのかと聞かれたら、ごめん出てこない。最も、四股とか報告して、真唯を巡る騒動に深く関わっているのは確か。


れな子を人間不信に陥らせるかもしれないところまで追い詰めた耀子ちゃん。何という女の子だ。お風呂に入って、首筋噛んだり、手でれな子を洗ったり、生き別れの双子を押し付けたりとやりたい放題ですからね。『わたなれ』7巻で書かれていた耀子ちゃんのハニートラップは、れな子にこうかばつぐんだったのは確か。


れな子と接していくなかで、耀子ちゃんは恵まれているれな子を確実に好きになった。本来は忌み嫌う対象だったにも関わらず。借金で苦労していたんだろうな。れな子の魅力に直接触れることで、耀子ちゃんの心が確実に変化した。れな子の持つ力の大きさを耀子ちゃんの変化から実感できる。


借金完済で晴れて自由の身になれるのかな??リュシーちゃんをひとりぼっちにして良いのかな?リュシーちゃんには、耀子ちゃんが必要だと思う。借金完済したからバイバイとか人としてどうなのだろうか。単身、フランスから日本へやって来て、心身を削っているリュシーちゃんをひとりにさせるなんて…照か耀といった明るい文字が入っているけど、ひとりにさせたら闇とか陰がお似合いだよと言いたくなる。暗沢闇子とかに改名しろと言いたくなる。


れな子が紗月さんの思惑を阻止したら、依頼を達成できなかったも同然で違約金として借金がさらにできるような。そうしたら、耀子ちゃんはリュシーちゃん・れな子と一緒にいられるよ。リュシーちゃんは耀子ちゃんと一緒にいるために何かするでしょう。


耀子ちゃん、れな子にキスしてあげるとか言っていたけど、本気な面もなきにしも…


耀子ちゃんとれな子のコンプライアンスの意識があまりにも低すぎる。紫陽花さんに耀子ちゃんにキスしてあげようかと言われたこと・耀子ちゃんとお風呂に入ったことを知られてしまったれな子。隠し事が下手か!!リュシーちゃんと夜の街で遊んだことやお風呂で自身のマンゴーをリュシーちゃんに吸われたことも、耀子ちゃんと紫陽花さん、真唯に知られるのもそう時間はかからなそう。


れな子にお風呂に入る約束を取り付ける紫陽花さん。最初の頃に比べて、随分積極的になったな。


紗月さんの秘密をれな子から聞いた紫陽花さん、間違いなく紗月さんと浮気したことに激怒してるな。紗月さんに対して嫉妬心を強くしてる。れな子と接する機会を何度も紫陽花さんから奪ってきた琴紗月。


気のせいじゃないぞ。甘織れな子よ。紫陽花さんは独占欲が強いぞ。弟達に対し、火山を大爆発させたことを忘れたか?


耀子ちゃんがれな子に紗月のことを教えていたのは、紗月のやろうとしているのが気に食わないから。


花取さんは激怒した

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花取さんは激怒した。かの顔の良い女の子という女の子をかどわかし、次々と心を奪う甘織れな子の所業を許せずにいた。れなさつの結婚という夢を打ち砕こうとする甘織れな子に鉄槌を…というわけではなく、真唯が真剣な気持ちで選んだれな子が四股という不義理を許せずにいた。


紗月さんに踊らされるとは、花取さんもまだまだ修行が足りん。二股も業が深すぎるけど。


ただの二股なんです!四股とか人間のクズとか何とんでもないことをいけしゃあしゃあと吐き散らしてるんだ?甘織れな子は。そんなん言われて、そうか!そうか!と納得するわけないだろ!!


同じじゃないですか!!


と言った花取さんの言葉はごもっとも。返す言葉がない。ごめん、正直お腹痛くなった。


どうして、真唯や紗月さんがれな子にお熱なのか疑問に感じる花取さん。その疑問を解決するためには、れな子と付き合うしか…れな子の行動を見て、れな子と接していけばその理由が明らかに。


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花取さんもれな子とお風呂に入っている以上、事実上浮気してるも同然だ。


毒虫は毒虫でも、強敵に対して強力な毒性を発揮する毒虫。それが甘織れな子なのだ。逆境に立たされることで、火事場の馬鹿力を発揮する。ひたむきに頑張り、心のド真ん中を打ち貫く。れな子の頑張る姿を見ると、誰もが応援したくなる。花取さんは察しているのかもしれない。れな子なら、真唯を救い、未来を大きく変えることを。


この状況を打破できるのは、紫陽花さんでもなく、香穂ちゃんでもなく、耀子ちゃんでもなく、リュシーちゃんでもなく、れな子しかない。


昔から、真唯を束縛することしかできなかった。花取さん。


最後に

れな子がさらに業を重ねていた『わたなれ』8巻。リュシーちゃんとも危ない夜を過ごすなんて…


恋をくだらないと主張する恋に恋する乙女の紗月さんと両手に花を掴み取った甘織れな子の戦いが勃発。真唯と添い遂げるのは、果たして紗月さんかれな子か。


れな子はルネちゃんと花取さんに真唯と紫陽花さんの2人と付き合っていることを認めさせることができるのか。


物語のトリックスターであるリュシーちゃんは、どんなサプライズをお見舞いするのか。


れな子と紗月さんの恋を巡るガチンコバトルに目が離せない。


ところで、れな子はフォーくんからファイくんに推し変ですか。なんて、ふしだらな。シックスくん、セブンくん、エイトくんとどんどん鞍替えしてくんだろうなと思うと、頭が痛くなる。ゲーム機と同列に扱われる真唯達。ゲーム機に負けるのも、紗月さんの心をズタズタにするのに十分な気も。


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香穂ちゃんにフィーチャーした『わたなれ』4巻の内容を劇場で先行上映した後、テレビで放送されるようですね。『鬼滅の刃』でも、劇場版を公開した後にフジテレビで劇場版で熱かったエピソードを放送する方式が取られている。香穂ちゃんメインの話について、みかみてれん先生がX上で話していたけど、スタッフの方々の頑張りに溜飲が下がる。


『ペルソナ5』のアニメ版も、終盤の内容を全2話で後日放送という形を取っていたな。この辺ができるかどうかは、出版社とか制作会社によるのかなと。『わたなれ』2巻もしくは3巻までだと、どうしても物足りなくなる。4巻までやり切るという選択は、ありだと感じた。


アニメ制作の大変さは、視聴者の想像を超えるものだと思っている。続きが見られるだけでも感謝しかない。


れな子の成長と紗月さんが恋について思い悩む姿を掘り下げた『わたなれ』シーズン2。その結末をしかと目に焼きつけたい。


参考資料

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・『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』8巻

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