『あさぎ色のサウダージ』19話の感想を紹介することに。
『あさぎ色のサウダージ』19話の基本情報・内容
| タイトル | 『あさぎ色のサウダージ』19話 |
|---|---|
| 作者 | サクタロー(@sktr_sgt) |
| 掲載誌 | カドコミ |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 配信日 | 2025年9月26日 |
| カドコミ | https://comic-walker.com/detail/KC_005781_S?episodeType=first |
過去と向き合い、こよみと会う時間を掴み取った蓮とまつり。時は流れ、漫画家として確実に一歩ずつ進んでいる2人。相も変わらず、世界は時を刻み続ける。
- 家族となった蓮とまつり
- こよみの成長
- 蓮とまつりの連載作品の終わり
『あさぎ色のサウダージ』19話の感想
ラストの蓮とまつりの表情がとても晴れやかだった。何気ない日常がとても心地よく映る。
蓮とまつりとこよみが家族に見えてきた。まつりのペンネームが藤沢まつりだし。こよみに結婚したみたいと言われた蓮が恥ずかしそうにしているのがおもろい。
17話の時はこよみを見て、『となりのトトロ』っぽさを感じたけど、今回は『よつばと!』っぽさを感じた。サクタロー先生って、日常のなかにある温かみとか安らぎを丁寧に描く印象が強い。
可愛くて、優しくて、パワフルな一面を持ち合わせているこよみがそこはかとなく可愛い。
こよみのまつりに会いに行こうとする姿が『となりのトトロ』のメイのようだし、19話で縦横無尽に動き回ったりする姿が『よつばと!』のよつばのようだ。サツキとか風香とかではないな。過去と向き合い、家族との時間を掴み取るところなんかは、『君と綴るうたかた』のエッセンスも。
こうして見ると、サクタロー先生の趣向やこれまで触れてきたものが何となく。
こよみがすべり台を滑るシーンも個人的に好き。こよみが可愛いし、背景の描き込み具合もヤバいし、日常の何気ないやり取りが上手く切り取られている。
蓮とまつりの会話から、時が確実に進んでいるのを感じさせる。こよみが成長している姿や蓮とまつりの漫画が続いていたところでも察することができたけど。何気ないセリフだけど、今に至るまでにいろいろあったんだなというのを察することが。『あさぎ色のサウダージ』が連載開始してから、世界ではいろいろな出来事があったな。
こよみの描いた絵も温かみがあるな。表現の幅が広いと感じた。
まつりが作った朝食の描写も食欲をそそりますね。個人的に食事の描写で食欲をそそるもしくはよだれが出そうかどうかというのは漫画を読む上で重きを置いていたりする。『孤独のグルメ』みたくキャラクターのセリフで刺激したり、『食戟のソーマ』とか『中華一番』みたいに大袈裟に見せるのもありだと思うけど。
皿1枚に乗っている物やこよみの食事動作で何か食べようかなと思った方もいるのかな。まつりとこよみがタコさんウインナーについて楽しそうに話しているシーンも、食事に彩りを与えている。楽しく食事できるかどうかも、食事する上で大事だったりする。
蓮達のやり取りに癒された。
最後に
人生に悩める蓮とまつりの日常を描いた『あさぎ色のサウダージ』。どうにもならないことも多い世界のなかで自分の居場所を見つける蓮達が尊く映る。家族との何気ないやり取りから安らぎを感じさせる。
日々の生活で悩めることが多い方や何気ない日常にフィーチャーされた作品が好きな方におすすめな作品だと思う。
サクタロー先生をはじめ、担当編集の方や読者の方々に金賞を。
サクタロー先生を知ってから、ずいぶん時間が経ったもんだ。
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